男の着物春秋

男の着物についての随想です

男の着物 袂落としは便利です

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たばこと塩の博物館のHPによると、

「袂落(たもとおと)しは、紐(鎖)を首に掛け、先の袋を左右の袂に振り分けて使用します。片方が手拭(てぬぐ)い、片方が紙入れやたばこ入れ用として利用されます。首に掛けて上から着物を着るので、外出の際も他の袋物のように忘れて置いてきてしまう心配がありません。そのため、忘れ物を恥とする武士階層に多く利用されました」

ということらしい。

下の写真のように、長襦袢の上からかけて、この上に長着を着る。

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僕は、大きい方にお金とカードを入れ、小さい方にはスマホを入れている。

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支払いなどをする時は、こんな感じである。

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着物の袂(たもと)というものは、かなりの収納力がある。ただ、その分、何がどこにいったか分からなくなることが多い。

その点、この袂落としがあると便利である。

ただ、ほとんど売っている店がない。僕が知っている限りでは、京都の「ゑり正」さんだけであるが、よく品切れになっている。

(2017年3月7日現在、ようやく出来上がったと、HPに書いてあった^^)

www.erisho.com

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