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男の着物春秋

男の着物についての随想です

羽織と長着の格の問題

「知らずにやる」ということと、「知っているがやる」ということは違う。

守るかどうかは別にして、着物を日常的に着用しようと考えた時に、着物のしきたりについては色々と研究してみた。

 

その中で、どうしても分からないのが、羽織は長着よりも格が上の物を着用するというしきたりである。

どうしても分からないというのは、そのしきたりの由来である。

正しいかどうかは別にして、紬は正装にならないということには、一応の理屈付けがされている。

何故、紬は正装にならないのか? - 男の着物春秋

ところが、羽織と長着については、探してみたが見当たらない(もちろん、探し方に問題があるかもしれないが)。

 

着物のしきたりについての多くの人の意見を見てみると、正式の場ではしきたりを守ろう、しかし、日常的には自由でいいのではないか、という意見が多数である。

着物の「しきたり」にこだわりすぎるのはやめよう - 男の着物春秋

とした場合、正式の場で、羽織と長着の格を考えなければいけない場合ってのはあるんだろうか?

 

正式の場では紬はいけないというしきたりを守るのであれば、男の場合、残りは御召と羽二重の紋付き袴になるだろう。

紋付の上に御召の羽織を付ける人はあまり想像できないし、御召の上に紋付の羽織であれば、格的には問題ないことになる。

 

つまり、しきたりを守らなくてはならない正式の場においては、羽織と長着の格は、特に考えなくても構わないということである。

となると、残りは自由でいいのではないかという日常の場である。自由でいいのであれば、羽織と長着の格なんて考える必要がないということになる。

最終的な結論としては、羽織と長着の格なんてことは、どうでもいいことではないか、ということである。 

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